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山田 晶子Ns(平成28年2月達成)

今回は、本人の希望により、画像と文字起こしになります。


☆☆インタビュー内容はここから
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江口(以下江):今日はよろしくお願いします。
山田(以下山):よろしくお願いします。

江:今日のこの模様は画像と文字起こしでHPにアップしますのでよろしくお願いします。あったか匠シュラン1000件達成、山田Nsです。よろしくお願いします。

山:よろしくお願いします。

江:最初に確認したいんですけど、お名前、ショウコ?アキコ?どっちの読みなんですか?

山:(晶子という文字で)ショウコって読みます。

江:割と読みとしては少ないですよね?

山:まあ、多くはないと思います。

江:どっちかな〜、って思いながら(今日確認しようと思って)
  改めて、「ヤマダ・ショウコ」Nsです。


ここからは、これまでの山田Nsの看護師になられてからのプロフィールの紹介です。
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山:ときどき休んだりはしてたんですけど、一応資格をとって30年、看護師をしています。

江:(手を振りながら)年齢を(計算したり)考えないようにしてください。(笑:視聴者に向かって)

山:で、最初の10年くらいは『学習』というか、看護師、看護師になるための10年として仕事させていただいて、30代になってからは、自分が積み重ねてきたものに肉をつけていくような感じと、あと、子育てしながらあの〜、ずーっと常勤辞めることなくがんばって(子供も)育てて、もちろん保育園の助けがあって両立できたことなんですけども…、

江:なるほど〜〜

山:で、40代になって子育てのからみで、やっぱり夏休みがあって一ヶ月やっぱりね、子供をほったらかしにしておくということに、ちょっと抵抗があったんで、このときにはじめて常勤で働くことをいったんお休みしたんです。

江:そのとき(子供に夏休みがあるようになって)から、常勤を辞められて…、

山:そうなんです。子供が10歳になったときに、その当時学童保育が10歳までだったので、そのときにちょっと一休みで、

江:なるほどねっ

山:デイサービスのボランティアに行かしていただいて、地域の方の見守りというのか、(そんなことをしながら)何年か(看護師としての仕事を)休ませていただいていました…

江:(話を聞きながら)これ、いい声(を山田さんがしている)だから、音声だめですか?
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山:う〜ん

江口、音声アップにチャレンジするも撃沈!!


江:(気を取り直して)これ、一応表彰制度なんで、
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(封筒をカメラ前にかざしながら)こういったものを…(山田さんに向かって)おめでとうございます。

山:ありがとうございます。

江:大事に使ってください。


ここから、なぜ看護師になったのか、きっかけを聞いていきました。
山:実は……、(私)いじめられっこだったんです。

江:あらら
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山:えっと、う〜ん、転勤が多くて、転校なんかも(いじめの原因に)あったんでしょうけど、なんとなくいじめられっことして、ずーっときてまして、中学3年生のときは福岡にいたんですけど、それも中学3年になって福岡の学校に転校した、その転校先にわりと若いんですけど、1:9分けの先生がおられて、かなり(髪の毛が)後退しておられたんですけど、今でも忘れない『中原先生』という方にね、

 「人の気持ちがよくわかるんで、看護師という職業がいいんやないか」(中原先生 談)

山:といわれて、なんかね、まったく考えていなかったんですけど、なんかその言葉のままに(看護師の道をめざすことに)なったんですけど、また母からも、やっぱり「手に職を持って」将来食べるのに困らんようになってほしいと(言われたのが)大きいですね。

江:へ〜、これ(手に職が理由であること)、これ多いですよね。

山:えぇ、で、この(中原)先生の言葉がなかったら、私看護師になってなかったと思う

江:最初はまったく(看護師)に興味がなかったんですか?

山:まったく!!何も考えてなかったです。


ここから、今後の目標などに話が及んでいきます。
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江:30年看護師をやってきて、これから、まあちょっと言い方はあれかもしれませんけど、残りの看護師人生のなかで、どのようにやっていきたいか?ということを聞きたいんですけど…

山:今、とってもいい仕事させていただいていると思うんです。ここの仕事(訪問看護)というのは、本当に最後、終末期の仕事もすごく多くて、私自身も、職業人としての終末期を迎えて…

江:ふっはははは(爆笑)まあまあまあ
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山:いかに(利用者さんに)寄り添って、看護できるかというところをもう日々考えているんですけど、それこそ試行錯誤ですね、で、もう困ったときには、同僚に聞く、諸先輩方にアドバイスいただく…。さらにここには、たくさんのセラピスト(PT・OT・STのこと)がいるんで、看護職でもわからないことを、たくさん(教えて)いただけるから、すごくいい職場で仕事させていただいてると思っています。だから「在宅」という終末を選択された方に、いかに寄り添っていくか…、ということを自分の今の大きな課題にしています。

江:なるほど〜、めっちゃ真面目ですね!!
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山:めっちゃ真面目というよりも、やっぱり在宅を選んでいる人のところにいくということは、そういうことじゃないかなと。

江:なるほどね。はい。

山:ある方(利用者)がおっしゃったんですけど、
  「いまさら嫌いなもん食べて、長生きしようとはおもわへん」
  ほんとに、すごく本心ですよね。

江:まあね。それはね。

山:例えば(その利用者の)ご家族が、「玄米食がいい」とか(言っていても)、私らからしたら、「玄米食がいい」「ヨーグルトがいい」「肉より魚がいい」(等々)家族が思いがあっていっていることも、やっぱり意思を持ってはっきり、

 『もう、歳やねんから、好きなもん食べさして』

言えるのは、それってすごい大事なことかなって。それを看護という職場に置き換えて、例えば「病気」があって、食事指導をしないといけない方は、しないといけないと思うんですけど、ある程度、主治医の先生の理解とか、家族の理解が得られるとしたら、その中で、ご本人の意思に出来るだけ近づけてあげたい!!そういうことなんですね。

江:あ〜〜。

山:だから、訪問看護で絶対しないといけないことはきちんとした上で、後、5分10分をいかに使うか?ということに力を発揮したいと思ってます。

江:なるほどね。やっぱちゃんと考えてはりますね。

山:やっぱり特別な技術があるわけでもなく、人より知識が多いわけでもないので、あったかという「ぬくさ」で勝負しようかなって。

江:なるほどね。人とのふれあいというか…。

山:はい


もう少し、山田さんの人となりがわかるように「今、はまっていること」を聞きました。
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江:ここまで話してきて、もうちょっとだけ山田さんの人となりがわかるといいなって、『今、はまっていること』を教えて下さい。

山:「水素風呂」です。

江:水素風呂って、何ですか!?

山:あのですね、今水素水はやってますよね(飲むしぐさをしながら)。

江:流行ってます、流行ってます。

山:で、飲む分というのはあまり吸収されないので、全身から吸収しようということで、

江:はあ。

山:いつもリラクゼーションを受けにいっているんですけど。

江:はいはい。
山:そこで、レンタルで月々3000円いくらで、やっているので、やってみませんか?って言われて、すごい体質改善になるよということで、『水素風呂に入って、うたた寝』ですね。
※ちなみに、入浴時間は20分、温度は40度程度だそうです。


水素風呂の話はつきませんが、事前のアンケートに「日本酒」と書いてあるので、
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江口の個人的な趣味もあり、お気に入りの銘柄などを聞きました。

山田さんが最近一番気に入っているお酒は、島根のお酒で「王祿」。
王祿酒造有限会社オフィシャルサイト⇒http://www.ouroku.com/
後、大阪のお酒で「能勢の棚田」。
ここでネット販売もしています。http://yamachou.ocnk.net/product/7

この後、簡単な心理テストをしたのですが、その結果はまた後日。

この後、あったかに「つっこみ」を入れてもらいました。
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山:あのー、助けてくださる方がすごく多いので、あのー本当にね、40代で、在宅支援診療所にいたことがあって、そのときは本当に訪問看護という仕事がしんどくてしんどくて仕方がなかったんです。(でも今は)ちょっと体の動きのことなんかでも、事務所に帰ってきて誰かに聞くと、みんながすごくしっかり教えてくれる。若い男の子でも、滅多に会わないような人でも、すごく丁寧に教えてくださってて、なんていうのかな?熱弁をふるってくれる。だからみんなが自信を持って仕事してるんやなあって、すごく個性が濃いですね。だから本当に「個性の集合体」っていう言葉を使わしてもらったんですけど…。

江:もうちょっとまとまりがあってもいいかも(苦笑いしながら)。でもそれは、「個性の強さ」と表裏一体ですから…。「個性を出来るだけつぶさない」ということはテーマとしている部分でもあるんで…、それぞれがそれぞれの力というとあれですけど、何かを発揮できるような場所であればなと思っています。

山:看護師同士も毎週金曜日のお昼は決まった定食屋にいって、そこで「あーだこーだ」言いながら、やっぱり自分の中で抱えているものを吐き出す。それを誰かが受け止めてくれる。で、また投げてくれる…。ということですごくうまくいっているんじゃないかなって。

江:まあ自分たちの仕事ではあるんですけど、行く先の利用者さんであったり、ケアマネさんであったり、他の事業所の役に立つようなこともまたやっていければ…。なんて思いますけどね。

最後に、記念品代わりに最近配っている

『これからの正義の話をしよう』

と肺カルチノイドで亡くなられた、金子哲雄さんの著書、

『僕の死に方: エンディングダイアリー500日』

を差し上げてインタビューは終了しました。
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